現実的なことをいえば、ほとんどの道具は商売のタネです。この事実を抜かして、道具を語ることはできません。
テレビ局の番組も商売のタネです。だから別に何を売ってもいいんですが、いち視聴者として、こんなナメられたと思ったことは今までありません。それは・・・テレビ朝日に対して。
ジュなんとかというブラジルの妄想家がいつぞどこかに地震がおこると妄言をたれて
それを2月頃某テレビ局が放送したそうで
いろいろな人が妄言に振り回され、いろいろなことを言っておりますが。
かわいそうな妄想家を視聴率稼ぎに利用し、一部の視聴者の生活を不安におとしいれた。
何を放送しても倫理規定に違反しなければいい、テロップなどを見て視聴者が判断することだ、それは倫理として確かにある。虚構新聞にも共通する、倫理のすれすれのところに面白みがあるということは否定しない。
だが今回の番組は・・・それとは別の問題。
たとえば「的中率90%!?」という右上テロップ。
いったい何がいいたいのかよくわからないが、!と?のおかげで「正しい」「疑わしい」の2つの見方がされる情報。予言において的中率は大切な情報で、これに「?」をつけること自体、自主規制できないのか。天気予報に直してみればよくわかる。
「明日の降水確率は90%?それとも晴れ!?」
視聴者は明日傘を持っていけばいいのか要らないのか、判断ができずに不安になる。この感覚すらテレビ局は道具にしている。視聴者を真実味のある風説で不安にさせ、テレビを食い入るようにみつめさせ、その瞬間CMを挟めばスポンサーが喜ぶというような構図の、まるで視聴者を視聴率とそのまま同一視しているような感覚である。
人間は、あまたある道具の中でも「仁義」がある存在。
やっていいことと悪いことがあろう。
・・・・・もし予言を信じさせられてしまって不安に陥っている人。
もし世界的に有名な「予言者」ならば、その名前はどの国にでもあるはずですが
アメリカのGoogleで「ジュセリーノ 地震」と検索しても何も出てきません。
ジュセリーノさんは、単なるの妄想好きか、毎日毎日どこかで地震がおこると言いふらすおじさんかと思われます。信じる根拠がありません。
(信じられない人は、このリンクを開いてみてください。)
http://www.google.com/search?hl=en&q=Jeserino+quake&btnG=Search
惑わされて起きたこの感情がもったいないので、日常の地震対策をするきっかけにしてください。
以下、災害時持ち出しバッグに入れる5つのグッズです。
1.飲み物(水:大人9リットル)
2.保存食(カロリーメイト大:大人12個)
3.塩・調味料
4.懐中電灯、ラジオ
5.タオル、ティッシュの類
記事の更新は少ないです…が時々コメント欄で話題を広げていたりします。楽しいコメントをいただければ嬉しいです。
(返信できないかもしれません。ご了承ください)
(返信できないかもしれません。ご了承ください)
2008年8月19日
2008年8月14日
実に13年。思うところを書いてみる。
ウイルスバスター95がデビューしてから13年。
バージョン2008で、やっと軽くする努力がみえてきました。
そういえば95年といえばウィンドウズも(一般ユーザーが使い出してから)13年になりますが、こちらは軽いのはまだです。というより、まだまだ太る気満々な感じがしています。
思えば、Windows95はかなり速いほうで、しかもメモリやディスクドライブ、リソースをあまり使わかなかった。速いかわりにOSの制約があり、Windows98あたりで限界が見え始めてきてしまった。そこでサーバー製品とコンシューマー製品を合体し土台から見直したWindows 2000が登場。制約を大幅に引き上げ、コンピュータの性能もフルに発揮できるようになったが・・・。
制約がなくなった所には無駄なソフトが入り始め、XP時代は無駄アプリだけでなくウイルスも活発に活動した。ウイルス対策ソフトもコンピュータの性能に頼り切ってしまい、結局の所、快適なコンピューティングはコンピュータの性能をぎりぎりまで上げることに等しかった。そして、消費電力の問題を招いた。Vistaでもこの路線のままで、GPUに電力を割き、メモリリソースを標準サービスに割いた。つまり、さらにコンピュータの必要性能を上げたといえる。
今どきのコンピュータは、32ビットコンピューティングの限界に達している。CPUの速度は時間によりいくらかは速くできるが、メモリの容量は3GB~4GBまでだった。このような制約を見越してか、64ビットバージョンのWindows XPがリリースされていた。サーバーコンピュータでは、64ビットのOSが使われた。64ビットOSでは、メモリの上限は16TBある。つまり、メモリ容量の上限を400万倍引き上げることができる。今後は64ビットに切り替わっていくと言われているが、これって本気だろうか?
CPUやチップセット、GPU(グラフィック処理チップ)はもちろんだが、メモリだって電力を消費する。
512MBで3~6W程度消費するということだが、これは小さい値ではない。
この1024倍、512GBのメモリを仮に今の技術で積んだら、3000Wにもなる・・・それでも、まだ制約の16TBのたった3%しか使っていないのだ。メモリ制約を大きく押し上げる64ビットOSのアプローチは、まだまだ真実味のない技術だと思う。
まとめると、今のコンピューティングは性能がないと快適にならない、なのに性能は電気をせっせと熱に変換して、不快なコンピューティングを作り出している、というわけだ。コンピュータの上限性能は大きければいいものではない。適度な制約が一番いい性能を発揮する。それはレッツノートが実証している。
コンピュータは机の上からかばんの中に入りつつある。より未来には、手のひら(iPhoneはかなりこの部類に入る)、またはポケット、あるいはその存在すら感じさせない場所かもしれない。そのような環境に適応するためには、OSは概念を作りかえなければならないだろう。
たとえば、今までの「デスクトップ」から、これからの「コンピューターバッグ」、あるいは、「ルーム」か。
バージョン2008で、やっと軽くする努力がみえてきました。
そういえば95年といえばウィンドウズも(一般ユーザーが使い出してから)13年になりますが、こちらは軽いのはまだです。というより、まだまだ太る気満々な感じがしています。
思えば、Windows95はかなり速いほうで、しかもメモリやディスクドライブ、リソースをあまり使わかなかった。速いかわりにOSの制約があり、Windows98あたりで限界が見え始めてきてしまった。そこでサーバー製品とコンシューマー製品を合体し土台から見直したWindows 2000が登場。制約を大幅に引き上げ、コンピュータの性能もフルに発揮できるようになったが・・・。
制約がなくなった所には無駄なソフトが入り始め、XP時代は無駄アプリだけでなくウイルスも活発に活動した。ウイルス対策ソフトもコンピュータの性能に頼り切ってしまい、結局の所、快適なコンピューティングはコンピュータの性能をぎりぎりまで上げることに等しかった。そして、消費電力の問題を招いた。Vistaでもこの路線のままで、GPUに電力を割き、メモリリソースを標準サービスに割いた。つまり、さらにコンピュータの必要性能を上げたといえる。
今どきのコンピュータは、32ビットコンピューティングの限界に達している。CPUの速度は時間によりいくらかは速くできるが、メモリの容量は3GB~4GBまでだった。このような制約を見越してか、64ビットバージョンのWindows XPがリリースされていた。サーバーコンピュータでは、64ビットのOSが使われた。64ビットOSでは、メモリの上限は16TBある。つまり、メモリ容量の上限を400万倍引き上げることができる。今後は64ビットに切り替わっていくと言われているが、これって本気だろうか?
CPUやチップセット、GPU(グラフィック処理チップ)はもちろんだが、メモリだって電力を消費する。
512MBで3~6W程度消費するということだが、これは小さい値ではない。
この1024倍、512GBのメモリを仮に今の技術で積んだら、3000Wにもなる・・・それでも、まだ制約の16TBのたった3%しか使っていないのだ。メモリ制約を大きく押し上げる64ビットOSのアプローチは、まだまだ真実味のない技術だと思う。
まとめると、今のコンピューティングは性能がないと快適にならない、なのに性能は電気をせっせと熱に変換して、不快なコンピューティングを作り出している、というわけだ。コンピュータの上限性能は大きければいいものではない。適度な制約が一番いい性能を発揮する。それはレッツノートが実証している。
コンピュータは机の上からかばんの中に入りつつある。より未来には、手のひら(iPhoneはかなりこの部類に入る)、またはポケット、あるいはその存在すら感じさせない場所かもしれない。そのような環境に適応するためには、OSは概念を作りかえなければならないだろう。
たとえば、今までの「デスクトップ」から、これからの「コンピューターバッグ」、あるいは、「ルーム」か。
2008年8月13日
すばらしい
聴覚障害者向けの情報保障活動をやっています。
それにほぼ必要不可欠なツールとして、IPtalkというソフトがあります。
これが個人の開発から、NPO団体としての開発に移行したというニュースがありました。
http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/080726IPtalk_plan.htm
これはすばらしいことです。
すばらしい成果も、もたらされるでしょう。
本業からは外れていってしまうけど・・・ここで力になれれば・・・とか考えてる今頃。
それにほぼ必要不可欠なツールとして、IPtalkというソフトがあります。
これが個人の開発から、NPO団体としての開発に移行したというニュースがありました。
http://iptalk.hp.infoseek.co.jp/080726IPtalk_plan.htm
これはすばらしいことです。
すばらしい成果も、もたらされるでしょう。
本業からは外れていってしまうけど・・・ここで力になれれば・・・とか考えてる今頃。
2008年8月7日
最後のオリンピック
アナログテレビで見られる最後のオリンピックです。
テレビといえば「つければ流れる」「ひねれば変える」それだけの簡単操作。
リモコンの登場とともに待機電力が発生し、ビデオの登場で操作が複雑化し、
ついて行けない人を大勢生み出しました。
地デジはついに双方向通信のためにインターネットを必要としたり、ボタン操作を必要としたり、操作の複雑化も最高度です。また、今までのようにコンテンツを「なしのつぶて」的に視聴者(消費者)に放り投げるだけでなく、使用者(消費者)とのボタンを介したインタラクションがとれるようになりました。もはや「難解式消費者ひもづけ端末(没入型ディスプレイつき)」となりつつあります。
今年はアナログテレビで見られる最後のオリンピックです。
遅くとも2011年にはこのような難解テレビをターゲットとしたコンテンツが幅をきかせるでしょう。
チャンネルを変えさせないため、CMと放送枠を画面を2隅にわけ、だらだらと長いだけのコンテンツを延々と流しつつ視聴者(消費者)の誰かにボタン押し反応も求める、そんなばかげたテレビ時代が到来します。リモコンにはボタンが1セットしかありません。情報発信時には、リモコン戦争が起こるでしょう。
デジタルハイビジョンで、飛び散る汗はきれいに表現できるようになるかもしれません。
その代わりに、テレビに適応した人たちは、その目、鼻、指先、全身でなにかとふれあう機会を奪われ続けます。テレビに適応できない人たちは、コンテンツや機械と自分のニーズとのギャップに悩み続けるでしょう。
僕の意見としては、そんなテレビを子どもに見せたくないし、適応してほしくもない。
色つきボタンを使用禁止にするモードを用意してほしい。(うちのテレビにはないことにしてほしい。)
CMを隠す機能をつけてほしい。
ただ見ることのできるオリンピックは、これが最後です。
テレビといえば「つければ流れる」「ひねれば変える」それだけの簡単操作。
リモコンの登場とともに待機電力が発生し、ビデオの登場で操作が複雑化し、
ついて行けない人を大勢生み出しました。
地デジはついに双方向通信のためにインターネットを必要としたり、ボタン操作を必要としたり、操作の複雑化も最高度です。また、今までのようにコンテンツを「なしのつぶて」的に視聴者(消費者)に放り投げるだけでなく、使用者(消費者)とのボタンを介したインタラクションがとれるようになりました。もはや「難解式消費者ひもづけ端末(没入型ディスプレイつき)」となりつつあります。
今年はアナログテレビで見られる最後のオリンピックです。
遅くとも2011年にはこのような難解テレビをターゲットとしたコンテンツが幅をきかせるでしょう。
チャンネルを変えさせないため、CMと放送枠を画面を2隅にわけ、だらだらと長いだけのコンテンツを延々と流しつつ視聴者(消費者)の誰かにボタン押し反応も求める、そんなばかげたテレビ時代が到来します。リモコンにはボタンが1セットしかありません。情報発信時には、リモコン戦争が起こるでしょう。
デジタルハイビジョンで、飛び散る汗はきれいに表現できるようになるかもしれません。
その代わりに、テレビに適応した人たちは、その目、鼻、指先、全身でなにかとふれあう機会を奪われ続けます。テレビに適応できない人たちは、コンテンツや機械と自分のニーズとのギャップに悩み続けるでしょう。
僕の意見としては、そんなテレビを子どもに見せたくないし、適応してほしくもない。
色つきボタンを使用禁止にするモードを用意してほしい。(うちのテレビにはないことにしてほしい。)
CMを隠す機能をつけてほしい。
ただ見ることのできるオリンピックは、これが最後です。
2008年8月3日
TDP≠消費電力
AtomはPentium4と同列にあるCPUです。
Atom自体の消費電力(TDP)は2.4W。
通常のCoreベースの超低電圧版のCPUではTDPが10Wなので、AtomのTDPは4分の1です。
ただ、ご存じの通り、システムはチップセット、GPU、液晶など多数の部品が入っているので、CPUのTDPだけが全体の消費電力を決めているわけではないです。
特に最近のシステムはチップセットの消費電力が増えているので、ますますCPUの占める消費電力は小さいのです。CPUのTDPを下げただけでは、バッテリ寿命も発熱も減らないということになります。
ところで、最近TDPがよくわかりません。
超低電圧版のCPUを使ったシステムの全体の消費電力を計測してみるとアイドル時8W、ピーク時13W程度。
CoreDuo(TDP35W)だと、いつ35Wなのか?ピーク時なのか平均なのか?(熱設計のための数字なので、「システム駆動時間のほとんどがアイドル状態なので平均値を採用する」といういいわけも通用しそう)
いったいどこが何ワット使ってるのか測定できないもんでしょうか。
Atom自体の消費電力(TDP)は2.4W。
通常のCoreベースの超低電圧版のCPUではTDPが10Wなので、AtomのTDPは4分の1です。
ただ、ご存じの通り、システムはチップセット、GPU、液晶など多数の部品が入っているので、CPUのTDPだけが全体の消費電力を決めているわけではないです。
特に最近のシステムはチップセットの消費電力が増えているので、ますますCPUの占める消費電力は小さいのです。CPUのTDPを下げただけでは、バッテリ寿命も発熱も減らないということになります。
ところで、最近TDPがよくわかりません。
超低電圧版のCPUを使ったシステムの全体の消費電力を計測してみるとアイドル時8W、ピーク時13W程度。
CoreDuo(TDP35W)だと、いつ35Wなのか?ピーク時なのか平均なのか?(熱設計のための数字なので、「システム駆動時間のほとんどがアイドル状態なので平均値を採用する」といういいわけも通用しそう)
いったいどこが何ワット使ってるのか測定できないもんでしょうか。
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