記事の更新は少ないです…が時々コメント欄で話題を広げていたりします。楽しいコメントをいただければ嬉しいです。
(返信できないかもしれません。ご了承ください)

2010年12月28日

「iPadすごいね」カウンター

今年は一度手放したiPadを、オークションで再度手に入れて、結局iPadとべったり半年以上過ごしてきた。

その間でiPadってすごいねって言われた回数は3回くらい。(多い、という意味で3回)
だいたい机とか外で地図やゲームを使って、見せているときだった。
もっと人間関係がアクティブな人はもっと「すごい」って言われているはず。

iPadは何人かで使える。これが共感を生んだ理由。携帯は一人用だから、すごそうだけど他人がなにをしてるのか共有する機会がない。何人かで共有できるのはとても大きな存在理由。まだまだ目が離せません。

棚の設計

今年の初めにサーバー棚を作った。
イントラサーバーとかPS3とかが入っている。上にはテレビが載っているのでどちらかといえばテレビ台。

そして今年の終わりの今。
ほこりがすごい。

これからテレビ台を設計するときは、エアフローを考えつつフィルターを設置できるようにしよう!
げほげほっ。

「RX420AL」のサポートは株式会社エイビットに

ずいぶんご無沙汰にW-SIM+DDに触ることがあって、ALTELにドライバをダウンロードに行ったら、もうウィルコム事業から撤退してました。ダウンロードも商品情報もなし。

かわりに、株式会社エイビットというところがサポートを継続しているそうです。
でも今更でしょ…。サポートっていっても…。と思いきや。

http://www.abit.co.jp/support/PHS/download/rx420al.html

想像以上に熱いサポートで、最新版の更新で2010年12月9日のものがあります。
Windows7/Vistaなどでドライバがご入り用のときはエイビットのホームページへ。

2010年12月8日

iPadのピクセル密度

 ちょっとメモ書きですが、Macbook Airのディスプレイのピクセル密度について書いていたときに気になったことです。

 iPadのピクセル密度は132ppiで、こちらも130ppi前後のグループに入っていることになりますが、経験的に130ppiのグループはディスプレイから50センチ以上離れないと良好な表示品質になりません。iPadははじめにイベントで紹介されたとき、リビングソファで手をいっぱいに伸ばして膝あたりに構えて使用していましたが、現実的には机で両手で持って使うことが多いと思います。すると、ピクセルの粗が見えてしまう距離になってしまうんですね。

 というわけで、iPadのピクセル密度は実使用環境に対して低いということになります。9.7インチで264ppiになる2048x1536のIPSディスプレイを開発すれば時期iPadに搭載されるかもしれません。(Retina displayと同等の326ppiにするなら、2529x1897ピクセル。)

 ていうかこの辺の「綺麗」と「ギザギザ」の境目を、実使用環境の距離を変数にした式にできれば面白いですね。誰か数学得意な人やらないかな。

ProかAirか?〜Macbook Pro(13)→Air(13)の比較エクスペリエンス

 というわけでMacbook Air 13インチ版が届きました。

 今更ありきたりなレビューもどうかと思うので、元Macbook Pro 13インチモデル(以下Pro13)使いがMacbook Air 13インチモデル(同Air13)に移行して感じたことを比較しながらレビューしたいと思います。
Pro13は2.24GHz Core 2 Duo, 4GB DDR3メモリ、320GB HDDの「1世代前の」Macbook Pro(9400M)、Air13は1.86GHzのCore 2 Duo、メモリ2ギガ、128GBSSD、320M GPUの13インチでは一番廉価なモデルです。主な作業はテキスト編集、ウェブブラウズ(Flash含む)、Officeで文書編集など。通信環境はb-mobile wifi@U300です。

 長くなってしまうので先に結論を言ってしまうと、概ね満足しています。もともと重い作業をしない方だったからかもしれません。熱くならない、バッテリ長持ちなのが非常にポイント高いです。では各論にいってみましょう。

●熱くない!
Pro13は何をしていてもすぐ熱くなったんですが、Air13はテキスト作業をする限り、ほとんど熱くなりません。低電圧版CPUをフルに活かしている感じがします。Macの発熱についてはすごく注目していたので、これは新Airにしてよかった点だと思います。

●データ移行は手間と暇がかかる
 すでにMacを使っている人がMacbook Airにデータを移行する場合は一工夫必要です。というのも、FirewireもLANソケットもないから移行アシスタントがそのままでは使えないんですね。僕の場合は元のMacを売るときにディスクを取り出して別のディスクでリカバリーしていたので、USB→SATAアダプタを使って元のMacのデータを読み込みましたが、元のMacが手元にある人も一度ディスクを出さないと移行できないのでは?と思います。無線LAN経由で移行できるかどうかは試してません。どちらにしろ、お手軽な移行は難しい気がします。
 移行アシスタントでプログラムも移行されますが、Microsoft Office 2011は再認証が必要でした。ライセンス数などのからみがどうなっているのか分からず仕舞ですが、3ライセンスパッケージの3台目を移行して再認証をしたところ許可が出たことだけはわかりました。
 あとは容量の問題があります。HDD→SSDなので必然的に容量の問題が出てきます。あらかじめ減らしておくほうが、作業時間も短いし移行時の手間も減るので、手元に移行元のMacがある場合は使用容量を減らしておくことがオススメです。

●環境光によるバックライト輝度の調整はできない
環境光センサー自体が搭載されていないようで、輝度の自動調整はききませんでした。ワンボタンで変えられるからいいですが、Macbook Proに慣れた人からすると面倒かもしれない。

●液晶解像度は使い込むほどわかってくる
 地味にブログを書いたりテキスト打ってるときとかに、字がきれいに見えたりして気がついてくる感じです。wxgaでは狭かったInterface Builderもちょっとだけ快適そうです。(相変わらず操作は分かりませんが)
 最初起動してすぐは、1280x800のディスプレイとそう変わりないかも?と思いましたが、インチあたりのピクセル密度(ppi)で言うとAirは130ppi程度と、Pro13インチやiMacなどの110ppi前後のグループとは区別されています。
 というのも、近くで細かく見る機器ほど解像度を高くするのが一般的です。こちらのサイトを見ていただくとわかりますが、新Macbook Airの解像度は130ppi前後で、これはMacbookやMacbook Pro13, 15のスタンダードモデル、iMacなどの110ppi前後のグループに比べて細かく、Pro15の高解像度オプション(1680x1050:WSXGA+)モデルやPro17インチと同じグループになっているのがわかると思います。つまり、多少字が小さくても近づけば綺麗に見えるので、細かい字を使うプログラマーやテキスト編集者さんの作業にはPro13よりも好適だと思います。
 Air11も同程度のピクセル密度なので、Air11は画面が細かすぎるということはありません。(画面が小さすぎると感じることはあるかもしれない。Air13の画面の広さはPro13と全く同じです)

●バックライトなしキーボードは意外と大丈夫
 画面のバックライトがあるせいか暗所でもキーボードにバックライトがなくても大丈夫そうです。キートップの印刷がシルバー風の反射のわかる色合いになっているせいかもしれません。
 浅めのキーストロークも、まだ長文とか打ったことがないのでわかりませんが、VAIO Pと比べると打ちやすく、案外大丈夫でした。キーの配置はMacbook Proそのもので、ほぼ違和感なく移行できています。(F12がイジェクトボタンというのが案外慣れない。使わない所為)

●軽くなった…かな?
 Pro13は2キロ、Air13は1.3キロと軽くなっているはずですが、Airは持ちづらいためにその軽さをなかなか感じることができません。ビジネスバッグへの収まりはいいかもしれませんが、カジュアルなバッグへの収まりは微妙です。液晶が割れそうで、すこし危なっかしい感じがします。ガッとつかめるPro13のほうが安心して持ち運べた気はします、が、慣れの問題かもしれません。

●バッテリーには驚く
バッテリーの持ちはPro13とほとんど変わりません。Pro13の中古とAir13の新品なので単純な比較は意味がありませんが、Air13ではバックグラウンドでメーラーやEvernoteが無線LANを使いながら輝度60%くらいでテキスト編集するくらいだと6時間はもつ感じです。
少しでも触らないでいると画面が暗くなるなど、省電力設定によるバッテリー動作時間のチューニングがかなり効いている感じです。画面画暗くなると反射的にマウスパッドを触ってしまう(笑)人はもっとバッテリが持たないかもしれません。

●ハイバネーションからの復帰でも「一瞬」
 Airではパネルを閉じて1時間するとSSDにメモリーの内容を書き出して、電力をまったく消費しない状態に移行する。この機能はProにも実装されていますが、運搬中にHDDが動作するという危ない橋を渡るわりに、復帰にはしばらくの時間がかかるし、あまりいいことがありませんでした。AirではストレージがSSDなので、運搬中に動作しても故障の心配が少ないし、速度が速いせいで復帰も数秒。スリープ復帰に関しては非常に満足です。

●メモリはMacだけなら2Gでいいかも
 2Gモデルではまずグラフィックスメモリに256MBとられた上で、ブラウザ、テキストエディタ、メーラーを立ち上げた状態で500M空いています。Macだけをするならギリギリセーフという感じですが、WindowsアプリをMacと同時に使う場合は全く不足しています。仮想化する場合は4GB以上が必須です。Pro時代は一応仮想化WindowsとVirtualBoxを入れていたんですが、Airでは諦めました。(あんまり使ってなかったので全然気にしなかった。)

●所有欲はどうなの?
 ガラス大好きな自分にとってProの黒縁はあきらめきれないものがありますが、Airのシルバーはシルバーでいいかな、と思っています。安いノートにありがちな「ベゼルのたわみ」「液晶のグレアコートの歪み」なんかは全くありませんし、むしろ、というかもちろん、丁寧に作られているなーと感じられます。
 ちょっとAir11に触れる機会があったんですが、Air11インチはベゼルの縁取りがかなり広く、よけいに画面が小さく見えます。Air11よりはAir13のほうが所有欲は満たされると思います。

参考サイト
http://forums.macrumors.com/showthread.php?t=1040580 新Airの画面解像度についてのフォーラム。
http://notebookpc.jp/archives/tag/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3 Macbook Airのハイバネーション(ディープスリープ)の実装について書いてある。

2010年12月1日

GalaxyとかIS03とか

Androidには疎いので触れずにいようかと思いましたが。
触れずにすむほど甘くない勢いで大流行してますね。

今度ちゃんと触ってみようと思います。IS03は良さそうですね。
Galaxyはなんだか微妙です。スペック先行で、使っている姿が想像できません。今年はドコモはGalaxy、auはIS03、ソフトバンクはGALAPAGOSとDesireHDで乗り切るようですが、今のところ最後発のIS03が好い線を行っている気がします。一枚板がベースのスマートフォンに背面液晶的な機能をもつ部分をつけたのは画期的ですね。

Jobs氏の言うとおりAndroidの機種の多様さ(=分断)は、使っている機種が早々と陳腐化する可能性が高いということですね。スマートフォン選びは「長く使えそう」という感覚基準で選ばないと、毎月の請求書に泣くことになるかもしれません。

iPhoneやiPadは、良くも悪くも「電子書籍」または「インターネット端末」だったのかもしれません。日本の電話機としては、Androidの出来はさておき、他の機種に軍配が上がってもおかしくない状況になってきました。とりあえずIS03に触りたい。

さらばPro, こんにちはAir

Macbook Proは2キロ、Airは1.3キロ。

IntelとしてはWiMAXをインテルプラットフォームの起爆剤にしていますが、MacはWiMAXって何ですか?ってな具合にモバイルブロードバンドには無関心です。チップセットもnVidiaだし。

それもなんとなく理解できるようになったのは、ポケットWiFiの存在でした。

WiFiは位置情報も伝わってこないし、電力消費も大きいし、所有する前は「なんでこんなのが流行るの?」と思っていましたが、やはり契約1本で複数機器にインターネットが提供できるメリットは大きい。特に、Macbookのような内蔵通信機器がない機器に関して言えば、スマートにインターネットにつなげられる。

背景として、b-mobile U300のようなSIMフリー&低額低速通信が整ってきたのも大きなポイントです。前はウィルコムが低額通信を担ってきたけれども、次はb-mobileがその思想を引き継いでいくでしょう。(ソフトバンクがウィルコムを買収したけれど、ソフトバンクはウィルコムの基地局をソフトバンクのアンテナに置き換えていく計画らしい。つまりウィルコムのサービスはXGP除き実質終了していく段階)

そういう時代のMacbookですが、Macbook ProはProといいつつWXGA(1280x800)の狭い画面なので、いろいろなところで不便(XCodeとか)でした。それがAir13インチはさりげなくWXGA+(1440x900)を乗っけてきて、これは良いかも、と。店頭展示マシンにはXCodeなど入っていないのでわかりませんが、テキストエディタとかにはいいだろうな、と財布を見ながら考えていたのですが。

ひょんなことでProを売る算段がついたので、Airろうと思います。もちろん13インチです。オークションにて9万円台で落札。明後日届きます。

バックライトキーボードはすごく便利だったのでAirにないのは残念というか不安ですが、なんとかなるかどうか、その辺も含めてレビューしていきたいと思います。