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2011年12月26日

シグマとFoveon X3の潜在力

シグマのDPやSDシリーズを使うと、RAWデータの情報量の多さに驚かされると思います。ダイナミックレンジが他のメーカーよりも圧倒的に広い。

そういっておいて僕は驚かなかったんですが、それはRAWを使いたい(使わなければならない)と思ったのがDPが初めてだったからということにつきます。
オートで白飛びした写真をRAWでいじっていたら何とか見られる写真になったとか、アンダー気味になった写真をそれっぽくしたりとか、まあ何というか、カメラ任せにしておくと目茶苦茶なので自然にRAWに手が伸びて、RAWってすごいな〜くらいの認識でいたという浅い経験。

別メーカーのカメラだと、RAWがそれほどの情報量を持っていなかったり、そもそもSN比の悪いRAWデータだったりするんだ、とおもったのが2007年モデルあたりのフォーサーズ。JPEGがあまりにひどいので設定を変えたり色々やっても効果がないので、伝家の宝刀とばかりにRAWを触ったりしてもあまり効果がない。階調の広さはそこそこあるのに、センサーがノイズにまみれていて、どの部分をもってきてもノイズが目立ってしまう。趣味だし持ち歩けることが大事なのであえてふれないけども、LiveMOSセンサーの懐はそんなに広くなかった。

そこいくとFoveonはいいデータを出すセンサーなんだなあと思った。サイズ的にはフォーサーズとAPS-Cの中間ぐらいの大きさに約460万画素(×3層)なので、ピッチにゆとりがあるのだろうか。シグマのSDとDPの間にフォーサーズ規格が入れば(体力的にはDPとフォーサーズが統合になるだろうけど)面白いに違いないと思う。

でもまだそういう製品に仕上がっちゃってないところに、シグマの潜在力がある。2012年が楽しみなメーカーの一つです。

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