記事の更新は少ないです…が時々コメント欄で話題を広げていたりします。楽しいコメントをいただければ嬉しいです。
(返信できないかもしれません。ご了承ください)

2012年1月29日

VAIO TT 2012仕様へ!(1)

P1282748

◆私のTT90USの構成は

・SU9300・1.2GHz/メモリ3G/2.5HDD250GB/MotionEye・Felicaあり
・ワンセグ・TPM・WWAN・光学ドライブ・ノイズキャンセリングなどはすべてなし
比較的「全部なし」モデルです。

◆この構成の内部ですが、

P1252630

こんな具合になっています。

1)光学ドライブモデルとケーブルが違っていますが、1.8ドライブ用のmicro(*1) slimline(*2)micro SATAと2.5インチ用のSATAが両方接続できるケーブルになっています。その気になれば、1.8インチSSDと2.5HDDで動画再生マシーンにもできますね。
P1252648

2)HDDの右側に3番目の外付けUSBポートが実装されています。右側のメッキパーツも専用品になっています。

3)miniPCIeポートは1個で、USB結線がありません。よってWiMAXはぽん付けできません。

◆2012仕様

 チップセットはGS45、SATAは300MB/sまでですがメモリは8Gまでいけます。2012年の今はメモリが安いのでここは最大までいきたいところですが、駆動時間を考えてできるだけ省電力なメモリにこだわりたい。いま省電力を謳っているのはサムソンのMV-3T4G4という型番のメモリです。チップの微細化によって消費電力70%という数字を出しています。TTのために選ぶならこれが現状ベストですね。

◆ハードディスクは東芝 MK2552GSX (250GB)が入っていました。

P1252655

ここもしっかりSSDにしていきたいところですが、「どうせSATA2なのでIntel 320か、SATA3で書き込み性能も高いモデルを選ぶか」とお悩みの方が多いのではないでしょうか?僕は店でしばらく唸っていました。しかし、インテルのSSDは書き込み300MBは出ないですから、SATA3のモデルを選んだ方が数値上は有利なはずです。SATA3モデルで限界に挑戦していきましょう。

SATA3のSSDといってもたくさんありますが、今一番のおすすめはPlextorのPX-128M2Pというモデルです。SSDの速度は使い出すと徐々に遅くなっていくという短所がありますが、極力速度低下を押さえる工夫が織り込まれていて安心です。速度もHDDはもちろん、TTの性能を完全に上回る能力があります。

image換装後の速度計。Write速度も上限に迫る速度。

参考価格はAmazonで確認してみてください。

◆!…トラブル発生…!

HDDをSSDにのせかえるには内容をコピーする必要があるわけですが、そのための専用ソフトが色々とあります。無料ソフトではEaseUS todo back upというソフトがあるんですが、
このソフトでは途中でエラーが出てしまいコピーできませんでした。

結果からいえばAcronis TrueImage というソフトが使えました。体験版でコピーできますので一度きりという方はこれでやってみてください。

Acronis TrueImage 11 体験版(15日間)

◆長くなってきたので…

首尾よくメモリとHDDを交換すれば、基礎体力は十分でしょう。OSをセブンにする場合は、特に制限がなければ64ビット版にすることでメモリも活用できるようになります。

次回は、WiMAXカード6250が乗る夢を見たいと思います。半田ごて登場の、久しぶりに精密作業。ソニータイマーが発動して故障しても修理拒否になるかもしれない、そんな自己責任な夢になる予定です。好きな人は見てやってください。



*1) 初出時microSATAと書いてしまいましたが、slimline SATAだと思う。
*2) slimlineSATAではないらしい、microSATA。

2012年1月25日

VAIO TT投入、そしてSSD悩み中

ひょんなことからSSDを検討しているのですが、

それはHDDモデルのVAIO TTをいまさらゲットしたため。フライングゲットならぬ周回遅れゲットとでもいいましょうか。Officeだけは、2010が入っていた。OSはVista。ソニスタモデルVGN-TT90USで、特徴としてはTTの真骨頂である光学ドライブの代わりに2.5インチHDDが導入されているところ。光学ドライブは故障も多いわりに利用頻度が低く、都合がいいといえばいいモデルですが、ソニスタモデルのため、ネットに内部分解写真とかが出ていない。

VAIO Z(VPCZ1世代)とVAIO TZの中間といったフィロソフィのVAIO TTはもっと評価されていいモデルな気がするので、気力があればここでいろいろ分解記事とかやるかもしれませんが、気が向けば。

ULV Core2DuoにチップセットはGS45でDDR3メモリが使えて、SATA規格は2.0。無線はIntel 5100(a/b/g/n)。まだ分解していないのでよくわかりませんが、事前情報によればWiMAX内蔵化はUSB結線が来ていないらしいのでだめらしい、バッテリは実利用で5時間くらいいけるらしい、液晶は色域・視野角はZ1よりもいい(Z1は上から見るとすぐ赤くなった)が視点サッケイド時に斜線が見えやすいらしい(確認した、が気にしないことにした)、VAIO Z1で不満だった環境光センサーの位置がいいポジションに移っている(Z1で改悪されたらしい)、など。不明点は、2.5HDDモデルは1.8HDDフレキケーブルが付属しないのかどうか、miniPCIeスロットはいくつあるのか(あればCrystal HD BCM70015といった動画デコーダーを入れたい)、アンテナは何本入っているのか、Intel 6300は動くかといったところ。

完全に余談ですが、某掲示板のVAIOスレはとんでもないところですな。悲しくなります。

さておき、SSDにどっぷりだった自分として一番に手をつけたいところはHDDです。そのために2.5HDDモデルを選んだといっても間違いありません。ただ、新興メーカーが起きては消えという中で、世代的にどんどん新しくなっていくSSDを追いかけるのは時間がもったいないし、そもそも規格的にフルスピードは出せないんだから、信頼性と容量だけで決めてしまっていいのではないか、と考えています。

容量はアプリを一通り入れたところで80GB。それにリカバリエリアがつくので100GBが最低ラインでした。なんでこんなにあるんだろう?(VAIOだからといわれそう)自分のデータはほとんどサーバーにあるので、128GBだとギリ、160GBがベストということになります。

160GBというとメーカーはほぼ一択のインテルになってしまいますが、インテルは死亡例もあれば最下位のX25-Vグレードで3年近くデータをずーっと書き込んできても壊れていなかった(サイト運営者のほうが行方不明になってしまったらしい)との情報もあり本当のところどうなの?というところがあります。ランダムアクセスに性能を振っているのも、振りすぎなんじゃないか(寿命に影響しないか)とか、いやいやランダムこそ大事とか、よくわかりませんね。

一般的にいえば、ランダムの性能を上げればシーケンシャルの性能は落ち、シーケンシャルをあげればランダムが落ち、シーケンシャルとランダムをあげれば信頼性が落ちるということのようで、用途で判断することになりそうです。

私の用途としてはシーケンシャルなデータはサーバーにあるので、やっぱりインテルでいいのかなあ?と思っています。世代的にマッチするX25-M G2あたり、物色してみようかな。

(写真はネット検索したG1の写真。薄いのも放熱的によさそう。)

2012年1月24日

つぶやき:不便

Vista:お気に入りリンクフォルダにリモートフォルダや.url拡張子のファイルが入っていると、お気に入りリンクの表示が非常に遅くなる。