記事の更新は少ないです…が時々コメント欄で話題を広げていたりします。楽しいコメントをいただければ嬉しいです。
(返信できないかもしれません。ご了承ください)

2010年6月26日

iPadに思う、よくない点

iPadの標準アプリは、手帳型だったりカレンダー型だったり、もともと世の中にあったものをベースにして組み込まれている。広い意味では、使う人の既有の知識を使って正しい操作をさせることを「アフォーダンス」といって、コンピューターとか携帯の知識がない人でも楽に使えるようにすることができるといわれている。

ところがiPadのアプリ(例えばカレンダー)は、一見アフォーダンスがありそうな画面構成であるのに、カレンダーをめくったり、手帳をめくったりという操作が全く使えない。カレンダー画面にいたっては、日にちにタッチしてもその日の色が変わったりすることもなく、一体いつの予定を変えようとしているのかさえわからない。つまりは間違った操作をアフォードしてしまっている。
それに加えて、IKEAもびっくりの言葉の少なさ、メッセージダイアログの設計の悪さが拍車をかける。ユーザー体験として、とても一般人にオススメできる状態ではない。

接着剤を乾かす間もなく出荷したかったのはわかるが、今のところiPadOSはβ版だと言っても言い過ぎではないだろう。
そこにユーザーアプリの入る余地があるともいえるが、有料アプリの価格の3割はアップルに入る訳で、それが狙いか?と邪推するほど。はっきりいえば微妙な気分。はやい時点でのバージョンアップを期待したいところです。

2010年6月21日

iPad車載への道【動画あり】

iPadを車載するマウンターがほしいんです。

工学系の人はサクッと作っちゃうようで、

うらやましい限りです。
(でもこの動画のマウンターは視点が下に行き過ぎて、非常に危険だと思います)

こちらのMAKE(置いただけ?)くらいの高さなら、いいんですが。

古い軽乗用車なので、そんな便利な台ないんです。

iPhoneのマウンターを自作したときに初めて車内環境のシビアさがわかって、これまで室内環境工作だけの頭には刺激的でした。最低マイナス5度、最高60度にはなっているだろうダッシュボードとその温度差で膨張収縮するエポキシ樹脂、絶え間ない振動、サッケードでとらえられる位置にマウントしないとあぶないこと(凝視は禁物ということも)。
それで2番目の動画の位置にナビが来てるのはある意味必然なんですよね。そこにiPadを置くのが一番安全だし簡単(でも固定していないので急アクセル時やおかまを掘られたときには吹っ飛んでくること請け合い)。古い車ではあの辺はエアコンの吐き出し口や冷暖房のコンソールに消費されていて、非常にもったいない。エアコンの吐き出し口があるのは、iPadの冷却にもなってちょうどいいんですが。


これが一番ナイス。しかしこんなもの、どうやってつくったんだろう???

2010年6月19日

iPad雑感~追記

・iPad 3Gはどうなの?
便利につかってます。きっと「でかいiPod touch」「使い道がない」と言っている人は3G契約してないと思われます。wifi版買っちゃってネガキャンしたいしたい病かと。
大きな地図は見やすいし、メール・ツイッター・evernoteなどどこでもいつでもできるので手放せません。
ノートパソコンは相変わらず併用しているのでかばん全体の重さは増えたけど、軽い用事のためにノートPCを持ち出さなくてすむ様になったので、1日のうち半分は軽いかばんで動いています。
なにげに昔手に入れた折りたたみ式bluetooth keyboardが役に立って嬉しい。

あと、電子書籍。iBooksは開店休業状態なので評価できませんが、i文庫HDというアプリで似た様な体験ができます。フォントが読みづらいのが微妙ですが、iBooksや出版社のアプリではその辺改善されるはずです。それと、iAnnotate PDFというソフトで300ページくらいある博論を読んでます。PDFには書き込みできます。じっくり読める端末です。
電池のもちは異常です。下手したら3~4日くらいは無充電でいけるんじゃないでしょうか。

・iPadはどんな機械か(追記)
 iPhoneが片手入力片手支持のデバイスとして、iPadは両手入力片手支持のデバイス。電話機よりはWiMax内蔵PC・ネットブックに近いですが、立ってても使えるデザインというのが強いところです。
 目から機械までの距離は、マップ表示で~1mちょっとまで対応でき、iPhoneやネットブックの~50cm前後に比べてだいぶ広がっています。また画面の細かさはiPadのほうが粗く(132ppi/163ppi)、iPadのほうがiPhoneよりもすこし機械を遠くに保持しないと画面がきれいに見えません。これも、iPhoneが目前で使う機械、iPadが少し引いて見る機械という役割を表しているような気がします。
 重量は700gと、「片手で支持できる限界の重さ」の1500gを大きく下回ります。ただ、表面加工があまりにデザイン優先のため、つるつるして落っことしやすいのはよくない点です。ケースなどは必須になりますが、その重さも加算されることを考えて、実際の重量は800g前後になると思われます。これをiPhoneよりも遠い位置に保持するため、iPhoneと比較すると圧倒的に重く感じるはずです。もちろん、最大のライバルである本と比べても重いです。

・iPadにしかできないこと(追記)
○インターネットカーナビ
マップで場所までのルートを検索し、GPSでその道をトレースし、目的地までナビする。マップの「場所」リンクに対応したアプリ(食べログ)などのアプリケーションを作成することで、目的に応じたアプリが共存可能。食べログは食う情報なので、寝る・遊ぶアプリは意外と穴場かもしれません。
○インターネット(Safari・メール・ツイッター・ブログ投稿など)
これらの機能は、エンターテインメントを求めない限り、パソコンや携帯から完全移行できます。携帯よりは長文のメールに返信することができ、フルブラウザでの閲覧ができます。Wimaxパソコンは立って使えませんが、iPadなら移動中でも使えます。マルチタスクが使えるようになれば、バックグラウンドでのツイッターや新しいコミュニケーションツールでの対話もしやすくなるので、秋口以降にはよりよく使えます。
○二人以上の操作者がいるゲームやコミュニケーションツール
画面が大きく、タッチ点も多いiPadならではの機能です。おもしろさはアプリケーション次第ですが、こないだ食事の待ち時間のときにやったDRAWというお絵かきアプリのミニゲームで、英単語がお題として出されて、それの絵を描く、というゲームは二人でやると最高におもしろいです。時間もうまくつぶせました。携帯ではできない、パソコンでもできない、iPadならではの使い方です。

…ただ、「新しいカテゴリ」と言われているわりには、オンリーワンの機能がちょっと少ない印象はぬぐえません。iPad発売から1ヶ月弱、iPadアプリの盛り上がりが停滞気味になっているのは危険な兆候かもしれません。もうすこし開発者に優しくてもよいのでは。

・ここがよければもっといい(追記)
 アプリ開発のハードルが下がっていないのは、ipadの問題というよりAppleの問題ですが、もっとカジュアルアプリが作れる環境がほしいです。これが一番強い要望です。
 金属表面が梨地のせいでつるんつるんですから、摩擦係数の髙いカバーをつけると手に吸い付いて安心です。ただ、Macbookのデザインを取り入れて、ねじ固定できるラバーボトムにしてもよかったのでは(軽いし)、と思います。
 iPhoneOS3.2は完成途上バージョンという雰囲気。OSのアップデートはiOS4になる前に何度かやってほしい。たとえばキー入力の仕上がり(英語キーボードと日本語キーボードの切り替え時にキーを押すと変換がおかしいことになるとか、日本語キー自体の入力効率の悪さとか、カーソルキーがないとか、気になる。外付けキーをつなげばだいぶよくなる。)
 あと、MagicMouseが使えたらいいと思います。やはりキーボードが接続できる、Dockで立てられるとなると、脇にあるPC用のマウスに手が伸びてしまうのが人情かと。
 Safariは微妙です。Flash未対応はどうでもいいんですが、検索窓が小さいこととか、レンダリング時のページ幅が変えられない(デフォルトでは小さすぎて、30センチくらいの距離で見ないとよく見えない)。重さのせいで、持ち方を固定させすぎている感じがあります。これだけ小さい表示だと、500gでも重いかもしれない。きっと来年度出るかもしれないiPad4ではプラスチックを多用して軽くしてくるはずです。

・懸念
iPadは異端児のような気がします。iPadの「世代」を象徴するセンサーやインタフェースは3GSからカメラを取ったもの+XGA画面と特殊。4に相当する両面カメラ・512MBRAMの後継機が出るのか?都心ユーザーにとってはiPhoneのほうが使いやすいはず。そんな位置づけのiPadにアプリ開発者がどれだけつくか?などなど。iPhone4の登場でiPadが微妙扱いを受けるのは必至のような気がして、心配です。

・純正グッズの出荷は7月中旬以降
カメラコネクタ、ケースなどは品切れ。ケースはいいとしてカメラコネクタが手に入らないのが痛い。
ちなみにカメラコネクタにはUSB端子付きとSD端子付きがあり、USBコネクタにはいろいろささるらしい。

・純正Dock・純正USBケーブルは微妙。
Dockだけあったので買ってみたけど、テーブルに置くと角度が立ちすぎて首が痛い。
iPad売り場にあるアクリル樹脂にシリコンゴムで滑り止めした、15度くらいに固定してくれるのを純正グッズで売り出してくれると有り難い。(でも、売り場のiPadの充電ケーブルがのきなみ抜けていたのは気になるところ…iPhoneでもあのケーブルが接触不良になることが多いので、買うときはサードパーティーの頑丈ケーブルにしたほうがよさそう。
ちなみにiPadは並のUSB端子(500mA)では充電すらできません。車載アダプタも「充電中ではありません」とか表示します。MacのUSB端子はiPhone/iPadを接続すると1A程度まで供給するようなので、Macなら大丈夫です。WindowsユーザーはACアダプタ(10W、5V2A)で充電する必要がありそうです。

・意外だったこと…iPhoneは電話機としては微妙。
iPhoneはパケットを封じられて、ほぼ単なる電話機になりましたが、電話エクスペリエンスが意外と低かった。そもそもソフトバンクで電波が弱い上に、留守番電話サービスへの転送までの時間を変えられない(3~4コール)、留守番電話サービスには着信電話番号が記録されない、着信あり(留守電あり)のショートメッセージをタップするといきなり相手にかけ始める(留守電サービスに転送すべき)、本体内の留守番電話がない、などなど、電話受けが多いとイラッと来ることばかりです。
ちなみに使っているiPhone OSはiOS4GM。この状況が次世代iPhone4でも続くと思うと、がっかりです。

2010年6月12日

さりげなくノート用USB3.0HDD、バッファローから

ノートがメインマシン状態になってる方、意外と多いんじゃないでしょうか。
ノートパソコンのバックアップ、大変ですよね。時間かかって。僕の場合ノートPCのハードディスクに200GBくらいデータがあるので、USB2.0だともう全部バックアップとる気になれないでいました。秒間20MBくらいしか送れないので、1万秒≒166分!そんなに遊ばせていられません。

で、唯一USBより速くデータを転送できるNASにファイルを転送していたら…データが消える事態に遭ってしまって。
ファイルのバックアップから目を背けていた自分が悪いんですけど…。

よく考えたら、USB3.0ってある意味救世主だなー、と。ノートパソコンやデスクトップから秒間100MB近くでデータを転送できる。しかも、USB2.0とも互換性があるから、出先でちょっとデータ修正とかはノートPCでUSB2.0(バスパワー駆動)でつないで、メディアファイルの転送とかファイルのバックアップはUSB3.0(外部電源)でつないで、という使い方もできる。USB3.0なら1時間はかからずにコピーできますからね。

何年か後にはきっとUSB3.0が標準になっているから、そのときでも使えて安心ですし。

と思って探してみました。
現時点でおすすめできるUSB3.0&バスパワー駆動対応のHDDは2機種だけのようです。

500GBのHDD内蔵、信頼のバッファロー製


それと、今持っているディスクを内蔵してUSB3.0外付けディスクにできるアダプタ(この機種だけが、ちゃんとminiUSB3.0-Bタイプコネクターがついています)


薦めます、転ばぬ先の杖ですから…。
僕はバファローのやつをケースに入れて使います。

2010年6月10日

iPhoneの自己革新の条件

ひとーつ
ペン入力を可能とすることー

ひとーつ
mobileMeの安価版を提供することー

ひとーつ
iPhone+iPad+Mac<2kgの重量を達成することー

2010年6月8日

え、199ドル?

史上最薄とか、HD解像度っていうか326ppiっていうか網膜解像度とかHD品質の裏面照射型CMOSによる映像撮影、いろいろとスペック面が先行しているiPhone4ですが

史上最薄っていうより
史上最安じゃないですか。

iPhone nanoが出るとか噂があるけど、そんなのいらない価格設定。

解像度すごいですね。iPhoneの4倍。ただでさえスムーズディザリングできれいに見えるのに、iPhone4はディザリングしないほうがきれいかもしれません。
しかしこの解像度でIPS液晶って、明るさが相当ないとだめなんじゃ…?今の3GSよりは暗くなるかもしれませんね。それか、液晶輝度を上げるとバッテリ持たなくなるとか。

それと、アプリケーション対応も問題になりそうですよ。
今回はiPadと違ってピクセル2倍で全画面にできますが、アプリ開発者がこの解像度のサポートのためにどれだけ時間をつかってくれるか問題ですよね。そしてiPhone4アプリをiPadがサポートするのかどうかも。iPhone OS改めiOS4、iPadのサポートは秋口だそうですが。iPad上のiPhoneアプリはiPadの画面回転に対応しきれていなかったり、キーボード対応の問題だったり。iPadのiPhoneOS 3.2自体、まだまだベータ版の感がありまくりでいろいろ問題があるので、このあたりどう埋めてくるのかも要注目です。

ま、買わないつもり…だけどねー…T氏がiPhone 3Gなので買い換えてくるのは間違いないので、現物見せられたら傾きそうな。いや金ないけど。でも199ドルだし。笑

とかいいつつ、SIMのサイズを確認してみる…microSIMだそうです。全国的にこいつの出番か?

2010年6月6日

量販店、家電戦争の舞台

平たく言うと、ノジマに行きました。

土浦ノジマはソニー大好き。したがってアップル嫌い。
XperiaとiPhoneを並べて「Xperiaはこんなに優れているんだよ!」って広告してました。
10秒も眺めていると、店員さんが寄ってきていろいろ言います。
ノジマのiPhone打倒の決め手は、ことばのニュアンスによる差別化でした。

「安いのはiPhoneですよね」
「iPhoneは速度は速いですよね」
だそうです。

あと、
「iPhoneはアプリ多いですけど、Xperiaも増やせるみたいですよ」はいいとして
「iPhoneのアプリは承認制で質が高いけど、Xperiaはすごいのからくだらないのまで、たくさんソフトがありますよ」ってところは「???」だった。

でもそんなこまかいことは関係なく、iPhone買いにノジマに来た人があっさりXperia買って帰ってそうなところがおもしろかったなあ。appleの知名度を生かしてsonyを買わせるテクニックみたいなのがあった。

量販店ごとに、どのメーカーと取引があるかっていう見方で就職先決めたりして。笑

2010年6月4日

Macbook RAID→標準構成HDDのメモ

MacbookでRAIDを組んでいましたが、もしかするとBootCampする可能性があるのでシングル構成に戻そうと思います。

・Macbook RAIDに使ったディスクはST9250410AS(7200rpm,250GB/プラッタ)×2台のRAID0構成。パフォーマンスはもうとても速かったですが、SSDほど快適ではありませんでした。理由として発熱と音が無視できないレベルだったこと。RAIDならではの特徴か、シーク音がステレオで聞こえてくる感じです。

・シングル構成に戻すのには、Carbon Copy Clonerを使いました。起動しながらディスクの完全コピーがとれるすぐれものです。500GBの2.5インチのHDDがなかったので、320GBに容量を下げましたが大丈夫そうです。

・USB→SATAアダプタに320GBのディスクをつないで、あとはCarbonCopyClonerに適当に指示を出せばOKです。ディスクの転送元と転送先さえ間違わなければノートラブルじゃないかと。

iSCSI…良くも悪くもローカルディスク。

iSCSIを巡って、問題がありました。

ローカルのファイルをVPNネットワーク越しに、iSCSIディスクに書き込んだんです。
書き込みが終わった時点でiSCSIディスクを開いて、ちゃんとファイルがあったので「よしよし」と思って帰ったのですが、帰って確認してみると「ない!」。ファイルやフォルダそのものが存在してないことになっている。で、ほかの機械でマウントしようとすると「正常にアンマウントされていないんですがチェックしますか?」的なことを言われ、チェックするとファイルほとんどコピーされていないという。ディスクとしてあるまじきエラーに見舞われたのでした。

問題の原因としてVPN接続によるエラーも考えられますが、iSCSIの実装に問題がありそうな気がします。メモリキャッシュが効いているのか、最初の何メガかは秒間100MB越えの高速コピーをしますが、キャッシュが尽きたか、しばらくするとだいたい10MB/sec出ればよい方。200KB/secというのもざらでした。で、きっとこのキャッシュがじわじわと転送され終わる前にシャットダウンしたりするといけないんでしょうね。イニシエータがソフトウェアで実装されているせいだと思うんですが、キャッシュがとんでるような。
それと、同時接続時の整合性についても、設計時から折り込まれていないようです。

というわけで結論としては、iSCSIは共有ディスクにはならないということと、かといって排他接続モードというのも用意されていないようだ、ということでした。(わかってる人には当然なのかもしれませんが…だとしたらiSCSI(特にWindowsでのイニシエータの実装)って何に使うんでしょう?RAIDストレージを小分けにしてディスクを仮想化するためだけに使われる技術?)

というわけで、NASを実現するにはSambaに戻るしかないようです。がっかり。

2010年6月3日

Letsnote c1が(ようやく)きたっ!

ビジネスモバイルですが、なんとか!ついに!ようやく!Let’snoteがタブレットPCですよ。

★★タブレットPCはいままで7年くらいの歴史がありましたが、トリプルヒンジ(?)は新しいですね。3軸というか、3点ヒンジというか。普通のノートPCのヒンジ+回転ヒンジという組み合わせです。
いままでのどのコンパーチブルタブレットよりもヒンジまわりがきれいです。いままでは回転ヒンジが3cm近くpcの奥行きを伸ばしてしまっていたので、上からみると正方形みたいに奥行きが長くなってしまっていましたが、今回のLet’sノートはそのあたりも改善されているようです。
そして重量も最軽…ん?という気がしなくもありませんが最軽量です。12インチで1.47kgとなっております。(Thinkpad X200 tabletは1.61kg)きっと片手で持つと「うおっ軽っ!」となること請け合いです。
余談ですが…最近レッツノートCF-Y2を分解する機会があったんですが、密度を下げる工夫が随所にあり、特に「薄い部品を厚い外殻に入れて、スポンジで衝撃吸収(極力ネジで固定しない)」というやり方はレッツノートを数字以上に軽くさせている要因だと思いました。

●Let’sノートのボンネット構造はどう組み込まれるんだという問いには、「逆ボンネット構造」というなぞのキーワードだけが公表されていて、どの事前レビューでも液晶裏側の写真掲載はなくて、そのあたりがまた興味を誘うのですが…。とおもったらありました(itmedia)。すっきり平らになっていて、どこがボンネット?という感じです…。
こちらのサイトの分解モデルをみても、ボンネットっぽい構造はあまり目立ちません。ぎりぎり耐荷重を確保した感じがします。もしかすると表面の強化ガラスも強度を高める様に固定されているのかもしれませんが、詳細はわかりません。

★★★厚み
レッツノートの厚みは、廃熱・大容量シリンダーバッテリ(=駆動時間)・大容量HDD・耐荷重性能などなどを実現するための生命線なので、許すしかありません。
とはいえ相当な厚みなんですが、くさび形に薄くなっていく本体、手の付近にもっとも重いバッテリやHDDが入ることを考えると適切な厚みとも言えます。さらにエルゴノミクスストラップというのが底面に付けられるらしく、これがあれば握力いらず+腕の力で本体を保持できる様になるため、とっても軽く感じるはずです。
これらのメリットは「部材の軽量化」と「厚み」のおかげです。

★バッテリ駆動時間
おそらく18650シリンダーバッテリ、セルあたり3.7V 3.0Ah×4セルで6.5時間(公称)。Thinkpad X200 tabletの角形4セル2時間位(実測)とかいう悲しい数字と比べると、いいなぁ、がんばってるなあ、という印象です。
ただ最新型のセルらしく、バッテリパック1つで2万します。差し替え続ければ無限時間動くとはいうけれど、ちょっとハードルが高いですね。2400mAhセルでいいので9800円とかになると嬉しいんですが。

▲気になるポイント
こちらの写真を見る限り、視野角の広い液晶を使っている様には見えません。軽量化か、重く高品質な部材か。これもトレードオフの関係にあるので文句はいいたくありません、が、広視野角液晶の良さはiPhoneやiPadがIPS液晶を採用したことからも一定のニーズがあるように思っているので、もしC1がTN液晶なのであれば、残念ですね。

★★★気になるお値段も20万円前後と、レッツノートにしてはお求めやすくなっています。iTabletsの流行にあわせて、リアルタイムの手書きによるプレゼンテーション、アノテーションによる能動的読書や校閲作業の効率化など、第三の入力デバイスのインパクトに日の目が当たって行く(だろう)昨今。「ノートパソコンにしかできないハードな入力業務でもぜひタッチのパワーを!」という管理職の皆さまにたくさん売れてほしいと思います。

残念ながら受注生産らしいですが、是非是非どこかでさわって見たいものです。

2010年6月2日

Ipad何日か目

とってもいい感じに使っています。

IPhoneとの棲み分けもついてきて、無事iphoneはパケットからの自由を手に入れられそうです。
(電話機とSMS専用になる)

カバンは、無印良品で少し前に販売していたバッグインバッグのB5サイズのものに取っ手を付けて自作しました。

メールはどうも、文字化けするらしく、少し心配が残りますが…

じき、なんとかなるでしょう。