AtomはPentium4と同列にあるCPUです。
Atom自体の消費電力(TDP)は2.4W。
通常のCoreベースの超低電圧版のCPUではTDPが10Wなので、AtomのTDPは4分の1です。
ただ、ご存じの通り、システムはチップセット、GPU、液晶など多数の部品が入っているので、CPUのTDPだけが全体の消費電力を決めているわけではないです。
特に最近のシステムはチップセットの消費電力が増えているので、ますますCPUの占める消費電力は小さいのです。CPUのTDPを下げただけでは、バッテリ寿命も発熱も減らないということになります。
ところで、最近TDPがよくわかりません。
超低電圧版のCPUを使ったシステムの全体の消費電力を計測してみるとアイドル時8W、ピーク時13W程度。
CoreDuo(TDP35W)だと、いつ35Wなのか?ピーク時なのか平均なのか?(熱設計のための数字なので、「システム駆動時間のほとんどがアイドル状態なので平均値を採用する」といういいわけも通用しそう)
いったいどこが何ワット使ってるのか測定できないもんでしょうか。
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