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2008年8月19日

道具とは・・・商売のタネです。

現実的なことをいえば、ほとんどの道具は商売のタネです。この事実を抜かして、道具を語ることはできません。
 テレビ局の番組も商売のタネです。だから別に何を売ってもいいんですが、いち視聴者として、こんなナメられたと思ったことは今までありません。それは・・・テレビ朝日に対して。

ジュなんとかというブラジルの妄想家がいつぞどこかに地震がおこると妄言をたれて
それを2月頃某テレビ局が放送したそうで
いろいろな人が妄言に振り回され、いろいろなことを言っておりますが。
かわいそうな妄想家を視聴率稼ぎに利用し、一部の視聴者の生活を不安におとしいれた。

何を放送しても倫理規定に違反しなければいい、テロップなどを見て視聴者が判断することだ、それは倫理として確かにある。虚構新聞にも共通する、倫理のすれすれのところに面白みがあるということは否定しない。

だが今回の番組は・・・それとは別の問題。
たとえば「的中率90%!?」という右上テロップ。
いったい何がいいたいのかよくわからないが、!と?のおかげで「正しい」「疑わしい」の2つの見方がされる情報。予言において的中率は大切な情報で、これに「?」をつけること自体、自主規制できないのか。天気予報に直してみればよくわかる。
「明日の降水確率は90%?それとも晴れ!?」
視聴者は明日傘を持っていけばいいのか要らないのか、判断ができずに不安になる。この感覚すらテレビ局は道具にしている。視聴者を真実味のある風説で不安にさせ、テレビを食い入るようにみつめさせ、その瞬間CMを挟めばスポンサーが喜ぶというような構図の、まるで視聴者を視聴率とそのまま同一視しているような感覚である。

人間は、あまたある道具の中でも「仁義」がある存在。
やっていいことと悪いことがあろう。

・・・・・もし予言を信じさせられてしまって不安に陥っている人。
もし世界的に有名な「予言者」ならば、その名前はどの国にでもあるはずですが
アメリカのGoogleで「ジュセリーノ 地震」と検索しても何も出てきません。
ジュセリーノさんは、単なるの妄想好きか、毎日毎日どこかで地震がおこると言いふらすおじさんかと思われます。信じる根拠がありません。

(信じられない人は、このリンクを開いてみてください。)
http://www.google.com/search?hl=en&q=Jeserino+quake&btnG=Search


惑わされて起きたこの感情がもったいないので、日常の地震対策をするきっかけにしてください。

以下、災害時持ち出しバッグに入れる5つのグッズです。

1.飲み物(水:大人9リットル)
2.保存食(カロリーメイト大:大人12個)
3.塩・調味料
4.懐中電灯、ラジオ
5.タオル、ティッシュの類

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