・憶測
「willcom coreは今まで通り順調にスイッチしているが、サービス実施までにユーザーがイーモバイルはじめもはや各社が提供している3Gネットワークに移ってしまう。Willcom COREをリリースしても、コストメリットや性能のメリットが出せなければ、戻ってきてもらえない。なんとかウィルコム内で契約していてほしい」→ウィルコムブランドでのMVNOを検討してみようかなー。という雰囲気。
・気になるポイント
(A) リアルインターネットはじめ既存のサービスをどうするのか。打ち切りにして、定額料金が高めになるか。それとも、低速低額サービスとして残り続けるのか。
(B) 既存端末では対応できないはずなので、新機種が出ることになる。その際、データカードのような形になるのか、docomoのSIMのささるW-SIMになるのか、もしくはUSBアダプタのような形になるのか。
①多くのwillcomユーザーが、将来Willcom COREに移行することを生き甲斐に、今の低速回線でがまんして契約を続けているはず。予定がかわってMVNOが間に入ることになったとして、Willcom COREのために契約を続けているユーザーが端末を2度も買い換えるの か?という問題がある。エンスー以外は、MVNOにしたら2年程度はWillcom COREへの切り替えを見送るだろう。それはWillcom COREにとって得策ではないのではないか。 MVNOをつなぎにしたいと考えるなら、「リアルインターネットといった既存サービスには手をつけないで、どうしてもCOREが待ちきれない人がMVNOする。」もしくは「MVNO→Willcom COREへの移行の負担を最低限にする」という方法が考えつく。前者のほうが損失は少ないのではないか。
(MVNOにする→ユーザーがCOREに行かなくなる→安いMVNO料金+高いMVNO参入費用=損失大)
② (B)の提供インタフェースについて。「Willcom COREしばり」とでも呼べるものが、ウィルコムに課せられている。つまり、既存W-SIM端末がWillcom COREをサポートしなければならないという足かせである。PC内蔵しづらいが既存端末をカバーしやすいW-SIMという独自インタフェースで提供するのか、それともPCに内蔵しやすいが既存端末は足切りにするminiPCIeにするのか。これを両立させる荒技が必要なのである。
miniPCIeサイズの基板にW-SIMカードを差せるようにするとかいった無理難題しかなさそうだが、Willcom COREとMVNOと現在のWillcom端末を併存させるためにはそれ以外の方法がない。従って、MVNOカードもCOREカードも、離れ業を成し遂げたとしてもインタフェースはW-SIMにせざるを得ない。
(W-SIM捨てるMVNO→既存ユーザー切り捨て→本末転倒)
③ docomoのメンツ的には、MVNO回線はつなぎとしてなら使ってよい、という感じではないか。ドコモ+ウィルコムが合体して、docomoがCOREをMVNOというような展開もできると、地下や人口密集地でのサービスで3G他社のサービスと差をつけることが出来るが、それはそれでメンツ的に許さなさそう。
・道具道的MVNO提供の予想。
①USBアダプタでのMVNO提供。格安docomo回線という位置づけ。ホントにつなぎとして、どうしてもCOREが待てない人むけに、ぎりぎりの高値で提供。COREサービスへの優遇あり。
②MVNO提供せず。W-SIM路線を継続+「miniPCIe→W-SIMアダプタ」開発+COREプレサービスを前倒し
③W-SIMでのMVNO提供、低額なCOREへのアップデート(しかしCORE基本料高くなる)
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