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2010年6月26日

iPadに思う、よくない点

iPadの標準アプリは、手帳型だったりカレンダー型だったり、もともと世の中にあったものをベースにして組み込まれている。広い意味では、使う人の既有の知識を使って正しい操作をさせることを「アフォーダンス」といって、コンピューターとか携帯の知識がない人でも楽に使えるようにすることができるといわれている。

ところがiPadのアプリ(例えばカレンダー)は、一見アフォーダンスがありそうな画面構成であるのに、カレンダーをめくったり、手帳をめくったりという操作が全く使えない。カレンダー画面にいたっては、日にちにタッチしてもその日の色が変わったりすることもなく、一体いつの予定を変えようとしているのかさえわからない。つまりは間違った操作をアフォードしてしまっている。
それに加えて、IKEAもびっくりの言葉の少なさ、メッセージダイアログの設計の悪さが拍車をかける。ユーザー体験として、とても一般人にオススメできる状態ではない。

接着剤を乾かす間もなく出荷したかったのはわかるが、今のところiPadOSはβ版だと言っても言い過ぎではないだろう。
そこにユーザーアプリの入る余地があるともいえるが、有料アプリの価格の3割はアップルに入る訳で、それが狙いか?と邪推するほど。はっきりいえば微妙な気分。はやい時点でのバージョンアップを期待したいところです。

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