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2010年6月3日

Letsnote c1が(ようやく)きたっ!

ビジネスモバイルですが、なんとか!ついに!ようやく!Let’snoteがタブレットPCですよ。

★★タブレットPCはいままで7年くらいの歴史がありましたが、トリプルヒンジ(?)は新しいですね。3軸というか、3点ヒンジというか。普通のノートPCのヒンジ+回転ヒンジという組み合わせです。
いままでのどのコンパーチブルタブレットよりもヒンジまわりがきれいです。いままでは回転ヒンジが3cm近くpcの奥行きを伸ばしてしまっていたので、上からみると正方形みたいに奥行きが長くなってしまっていましたが、今回のLet’sノートはそのあたりも改善されているようです。
そして重量も最軽…ん?という気がしなくもありませんが最軽量です。12インチで1.47kgとなっております。(Thinkpad X200 tabletは1.61kg)きっと片手で持つと「うおっ軽っ!」となること請け合いです。
余談ですが…最近レッツノートCF-Y2を分解する機会があったんですが、密度を下げる工夫が随所にあり、特に「薄い部品を厚い外殻に入れて、スポンジで衝撃吸収(極力ネジで固定しない)」というやり方はレッツノートを数字以上に軽くさせている要因だと思いました。

●Let’sノートのボンネット構造はどう組み込まれるんだという問いには、「逆ボンネット構造」というなぞのキーワードだけが公表されていて、どの事前レビューでも液晶裏側の写真掲載はなくて、そのあたりがまた興味を誘うのですが…。とおもったらありました(itmedia)。すっきり平らになっていて、どこがボンネット?という感じです…。
こちらのサイトの分解モデルをみても、ボンネットっぽい構造はあまり目立ちません。ぎりぎり耐荷重を確保した感じがします。もしかすると表面の強化ガラスも強度を高める様に固定されているのかもしれませんが、詳細はわかりません。

★★★厚み
レッツノートの厚みは、廃熱・大容量シリンダーバッテリ(=駆動時間)・大容量HDD・耐荷重性能などなどを実現するための生命線なので、許すしかありません。
とはいえ相当な厚みなんですが、くさび形に薄くなっていく本体、手の付近にもっとも重いバッテリやHDDが入ることを考えると適切な厚みとも言えます。さらにエルゴノミクスストラップというのが底面に付けられるらしく、これがあれば握力いらず+腕の力で本体を保持できる様になるため、とっても軽く感じるはずです。
これらのメリットは「部材の軽量化」と「厚み」のおかげです。

★バッテリ駆動時間
おそらく18650シリンダーバッテリ、セルあたり3.7V 3.0Ah×4セルで6.5時間(公称)。Thinkpad X200 tabletの角形4セル2時間位(実測)とかいう悲しい数字と比べると、いいなぁ、がんばってるなあ、という印象です。
ただ最新型のセルらしく、バッテリパック1つで2万します。差し替え続ければ無限時間動くとはいうけれど、ちょっとハードルが高いですね。2400mAhセルでいいので9800円とかになると嬉しいんですが。

▲気になるポイント
こちらの写真を見る限り、視野角の広い液晶を使っている様には見えません。軽量化か、重く高品質な部材か。これもトレードオフの関係にあるので文句はいいたくありません、が、広視野角液晶の良さはiPhoneやiPadがIPS液晶を採用したことからも一定のニーズがあるように思っているので、もしC1がTN液晶なのであれば、残念ですね。

★★★気になるお値段も20万円前後と、レッツノートにしてはお求めやすくなっています。iTabletsの流行にあわせて、リアルタイムの手書きによるプレゼンテーション、アノテーションによる能動的読書や校閲作業の効率化など、第三の入力デバイスのインパクトに日の目が当たって行く(だろう)昨今。「ノートパソコンにしかできないハードな入力業務でもぜひタッチのパワーを!」という管理職の皆さまにたくさん売れてほしいと思います。

残念ながら受注生産らしいですが、是非是非どこかでさわって見たいものです。

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