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2011年6月28日

Atomはやだけど、95Wは微妙。35Wは魅力的

というわけで、サーバマシンをAMD Phenom II X3 705e(TDP65W,3コア3スレッド)からIntel Core i3-2100T(TDP35W,2コア4スレッド)に宗旨替えしました。

両方ともプロセッサとしては低消費電力に焦点を当てたローエンドモデル。動作速度はどちらも2.5GHz、DDR3メモリ対応のプロセッサです。ご存じの通り、AMDはSocketAM2+/3、IntelはLGA1155プラットフォームの違いがあり、AMDはチップセットに内蔵GPU、Intelはプロセッサに内蔵GPUがあります。性能は似たり寄ったり。

目的としてはテレビの前にいるときに大画面でちょっとしたネットをすること、ファイルサーバとして活動させること、リモートデスクトップでiPadやiPhoneでのWindows環境を提供することです。ゲームなどの性能面では期待していないので、両CPUともに十分な性能ですが、やはり後発だけあってi3-2100Tは速いですね。

昔はプラットフォームの違うCPUやシステムボードが変わるとOSの入れ直しが常識だったんですが、今は入れ替えるだけで一応起動できるんですね。(もちろん、その後、システムドライバの更新やら面倒なことがごまんとありますが)。 もし移行以前のプラットフォームが動く状態で入れ替える場合、旧チップセットのドライバやグラフィックドライバなどの削除はしておいたほうがいいと思います。(現状、AMDSATAドライバやAMD PCI 3GIO Filter Driverなどが消せません)

Core i3-2100TはSandy Bridgeシリーズの中では省電力ユーザーにしか注目されていないニッチなプロセッサだと思います。普通の自作人はCore i5-2500Kとか、i7-2600Kあたり、あるいはXeon E3あたりがメインストリームプロセッサになります。が静音ユーザーとかサーバユーザーには消費電力が魅力になってくるプロセッサです。

TDPという単位は、電球の単位に似てると思うんですね。95Wとか125Wの電球を常時付けておくのはあまりに明るすぎる、というときに、35Wのぼやーっとした明かりで十分な用途もある。どちらも使っていないときには自動的に明るさを下げて消費電力を下げる機能がついているんですが、頑張ってもボンヤリと光るプロセッサがうちの場合は価値が感じられるわけです。(とはいえ、システム全体ではアイドリング時で50W程度はいっているようですが)

というわけで、パワーのいる仕事をするときにはノートのVAIO Zが出動させるという逆転現象が起きています。

ファイルサーバーということで、2TBのHDDがメイン用とバックアップ用で入っていて、スケジュールバックアップをしているんですが、そういう運用形態とRAID1を組んで運用するのとどっちがいいのか悩み中。詳しい人がいたらアドバイスいただきたいんですが、RAID1のメリットは障害時にサービスを落とさずに復旧できるところだけですよね。RAID組むためにもう1台HDDを買うのが億劫なので背中を押してもらえたら嬉しいです。

RAID1にするにはもう1台、2TB以上のディスクを買わねば…。使い終わったらtorne用のディスクにしてもいいし。と思ったら、欲しまってきた!

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