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2010年3月28日

LiIon版どこでもWiFi

未完成&不具合アリ,ですが…
ひとまず何が作りたかったかというと,「本体内充電しながら通信できるどこでもWiFi」です。
車では充電しながら,外では放電しながら連続的にナローバンドを提供してくれます。
MAKE中の動画とかいろいろ撮ったんですが,出先なのでとりあえず現時点の写真のみ。ごついですね。

方法ですが,エネループが入るところを大胆カットして,そこにこいつを押し込めます。

つまり,単三形エネループをリチウムイオン版エネループに入れ替えるという,ちょっとおしゃれな仕様になっています。

外形的には,単三4本に対してKBC-L2ASはかなりでかい。18650(直径18mm×高さ65mm)の円筒形リチウムイオン電池が2本と,その間にUSB端子の幅のコンバータ基板が挟み込まれている構造になっています。
ただし,横幅はどこでもWiFiの幅とほぼ同じという好条件。そこで,どこでもWiFiの電池カバーとKBC-L2ASの殻をフランケンシュタイン的にくっつけてみました。(本体側の単三電池の端子を外したり,プラの部分をカットしたりしないと入りません。基板からはセルに対して温度センサが伸びていて,異常時には安全機構が働く様になっています。念のため書いておくと,基本的には,というよりも絶対 に,KBC-L2ASの回路はいじっちゃいけません。)

内部の配線は単純に,+5V DC(EIAJ #2プラグ)→KBC-L2ASのDC入力,KBC-L2ASの+5V出力→どこでもWiFiという,電線2本のみの結線です。

ただ,単純にACアダプタ入力として入れたのは安易だったようでした。なぜならどこでもWiFi標準添付の5Vアダプタの出力は2.3Ah。KBC-L2ASの供給可能出力(1.0A強?)を大きく超えています。
そのせいで…通信すると落ちてしまいます(涙)

というわけで現時点ではまったく使い物になってくれない水準の工作になってしまいましたが,今後エネループの供給可能出力を調べて,電池側に接続してみようと思います。だいぶ前の知識では,アンペアメーターだけをつないだほとんど短絡状態の回路でアルカリ電池が400mAくらい,ニッカド電池が1Aくらいしか出せないと記憶しているので,そっちならいけるんじゃないかと思っています。

続きはまた今度!

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