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2009年10月14日

3人寄れば

かしましい。

コラボレーションがうまくいくためには、言葉を媒介にしてやりとりをしていく必要がある。その結果、(いい意味で)かしましくなるのか、無言になっていくのか。

個人的には、無言になることが多いと思っていたが、文化外からの思わぬ観察があった。
留学生のかんくん曰く、日本人はけんかすると黙ってしまう。中国では、自分の意見をがんがん発言する。日本人のそういう態度は、最初は理解できなかったけど、今ではなんとか慣れてきた、とのこと。

考えてみると、そういう場でコミュニケーションがとどまってしまうことは、話が発展しない。個人の閉鎖系の思考が再保護されるだけで、個人の枠を超える何かが生み出されたりはしない。論議の中で、相手の思考を保とうとすれば、活発なコミュニケーションは成立しない。

議論を活発に保つためには、自分と他者のバランスを保つ必要がある。その認知の柔軟さが影響するだろう。議論の苦手な人は、相手のことを尊重しすぎているのかもしれない。それと、自分が何か言ったら相手との関係が変わってしまうのではないか、と思っているかも。いわゆる「遠慮」ですね。

3人よれば文殊の知恵、ということわざがある日本では、一方で遠慮深い文化をもっている。とても興味深い出来事でした。

1 件のコメント:

nomuyuka さんのコメント...

結局昨日いけなくてごめん…。
進展はあった?