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2008年6月4日

iPhoneはキャリアにとって何が魅力か? / ユーザーは細かい字を読まねばならない

iPhoneはキャリアにとって何が魅力か?

キャリアのメリット
1.iPod層を取り込めるかもしれない→新規契約数の増加
2.Appleファン層を取り込めるかもしれない→新規契約数の増加
3.大画面を生かしたリッチコンテンツ→パケット定額上限になる客を増やす
4.比較的高価格でも売れる端末→利益率が高い(PRADA携帯と同じ客層)
5.Music Storeの課金をソフトバンク経由にすれば、音楽を料金後払いで買わせられる→購入後もお金を吸い出す端末

ユーザーのリスク
1.iPod touchや既存iPhoneよりも高い価格設定(10万前後かもしれない)
2.故障時の修理が自費負担かもしれない(Appleは部品修理はしていない)
   →契約解除できない(負担額が高すぎる)
3.コストが携帯の感覚ではないかもしれない(1万円/契約を軽く超える請求金額)

AppleのOEM製品やサードパーティー製品にたくさんメーカーがつくのは、ユーザーの言う「好きだから」とかいうことではなく、市場規模が大きくファンがたくさんいるという「売れるから」ということだと思う。
だから、キャリアにとって、iPhone獲得はメリットが多い。
しかし、もとが高額な商品なだけに、割賦販売のみで販売される製品としては消費者にとってリスクが高い。PRADA携帯や純金携帯のように、すべての人が入手できる端末でないと考えるのが妥当であろう。

したがって、iPodと同じ目線でiPhoneをとらえると、「予想外」のトラブルが起こることが予想される。ソフトバンクのことだから、ユーザーのリスクについては小さな字で目立たないところに書くことだろうと思うので、今から細かい字を読むようにしておいた方がいいだろう。

ひとまず、Wホワイトプラン1980円+パケット定額の上限額4410円+端末の月賦
4980円+通話料+音楽ダウンロード料=月々15000円は覚悟しておいたほうがいい。

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