よく考えると、Appleは
その社名からコンピュータの文字を外したあたりから、ネットブックメーカーだったような気がします。安くはないけど、プロ対象のモノでは、なくなっている。
ネットブックとちがってAppleのすごいところは、ソフトだけでなく、ハードウェアがSaaSに近いこと。
Googleが不要というわけではないけれど、MobileMeという強力なサービス基盤があり、さらに本体も、Appleのサービスが動くためだけに出来ている。そしてハードウェアは、モバイルにはiPhone、リビングにはAppleTV。机と鞄にはMac。
タブレットMacだけでなく、新しいAppleのプロダクトラインがこんなにも待ち遠しいのは、コンピュータのデザインをオフィス中心の設計から、幅広いフィールド〜ライフというのにふさわしい〜に広げてくれるんじゃないか、という期待にほかならない。
タブレットMacの出来によっては、もう家ではPCである必要がなくなるかもしれない。
かつてソニーが家のAV機器を独占したように、Appleが情報家電で必要不可欠になるようになるのかもしれない。
盤の上には、既にそれを実現するためのラインが揃いつつある。
問題は、ソニーがそうだったように、それが出来たからということに意味を与えられなければ、ライフスタイルは続かないことだろう。ブランドを身につける喜びだけでなく、スマートに情報のある生活を作り上げられるライフスタイルの追究、その道具としてのプロダクトだけがリリースされるべき。
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