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2011年9月9日

Macbook 冷却のツボ

整理のためのメモ。追記:整理しました!(20120621)

ノートPCの冷却系には主に2種類ある。
吸気と排気ポートがあり、部分的な熱をファンで換気する経路。(アクティブな冷却)
もう一つは、ボディ、ヒンジなどを使って外気に熱を逃がす経路。(パッシブな冷却)
ユニボディMacbookは端子接続部とスピーカー穴が同時に吸気口になっている。そのため基板部分はアクティブな冷却が有効だが、バッテリーやハードディスク部分については、ユニボディ(冷却効果の面から見れば、樹脂製ボディよりも効果的なパッシブ冷却ができる)の冷却効果が支配的になる→つまり、発熱が気になる部分でもある。<br>
VAIO Zのアルミ部材はその点工夫されていて、発熱部位であるアルミに直に肌が触れないように、樹脂製のパームレストが別部品になっている。(蛇足ながら、その部分にアンテナを仕込むことで感度も確保している。)ただ、樹脂は一度暖まると冷却が難しいので、一概に樹脂がいいというわけでもない。<br>
底面がフラットで吸気口のないユニボディを採用したMacbookをうまく冷やすためには、パッシブな冷却をいかにうまくするかということになる。(HDDやバッテリ付近に穴を開けるという選択肢もないわけではないが)<br>

1)冷却台はある程度有効。特に、樹脂製で肌に触れる部分に送風できるものは、肌に近い部分において使うときに直に熱を感じなくて済むという意味でも効果的。だが、底面しか冷やさないのでパームレストに熱を感じる場合は効果がなさそう。
2)かんたんな話、ユニボディMacbookはボディを冷やせばいいわけだから、無印のデスクファンでもキーボード面にあてておけば温度は下がる。USBの扇風機で効果があるのかどうかはわからない。たとえば、Magsafeコネクタに十分な風量のあるファンをつけるとかはどうだろう?(Macマーケット限定になるけど)
3)発熱を減らす。CPUの熱に関しては、動作周波数と電圧を下げることができれば効果的。SnowLeopard, Core 2世代のCPUならcoolbookが使える。Lion, Core i世代にも対応してほしい…これは待ち。
4)smcFanControlなどでアクティブな冷却を強くするという策は、そこそこの効果しかないと思われる。部品寿命のこともあり、どうしても(2)の方法がとれない状況以外ではデフォルトにしておいたほうがよさそう。(一応、入れておくにこしたことはないという意味)
というわけで、(2)を検証していきたい。

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