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2012年7月8日

Windows8(RP)は非常に快適で速いが、機種は新しくしたほうがいい。

2012/12/01追記:入れてみることにしました!

Vistaの失敗があってから、本格的にWindowsシステム部を軽量化をしたのが7.

Windows8 リリースプレビューが実施されてから試用してきているけども、Windows8では(おそらく)かなりの高速化テクニックを取り入れて、さらにアグレッシブに速くなっている。

それがわかるのは、新品HDDでのWindows8の動作とSSDでの動作の、おもにレスポンスについて、あまり違いがわからないから。Windows7では大きく差がついていたけれども、それがWindows8になってレスポンスをよくするためにSSDにするという選択肢はあまり有効でないのかもしれない。(試したディスクはHTS723225A7A364(250GB,7mm厚,7200回転,3Gbps)とCSSD-S6M128NMPQ(128GB,6Gbps)。)もちろんベンチマークでの数字は違うのだけど。

プロセスの優先度だけでなくディスクIOやネットワークの優先度も、もしかしたら細かくコントロールしているのかもしれない。また余っているメモリを積極的にキャッシュメモリにしたりするなどして、ディスクIOをできるだけ回避するようにできているのかもしれない。(この段落は推測

HDDだと「なんとなくユーザー操作中に引っかかりがあるかな…?」というくらいで、SSDにすれば漢字変換とかが若干快適になるくらい。そのくらいなら、別段HDDでいいんじゃないかと思うくらいよくできていますね~。すばらしい。SSDにするメリットは衝撃に強くすることと、SSDキャッシュに使えるくらいになってしまうかも。

ただ、「今のパソコンでWindows8が快適に使えるのね!」と喜ぶのは早計かもしれない。

ひとつは、スクロール機能を多用するため、ノートPCでは広めのタッチパッドや画面のマルチタッチ機能が非常に重要になってくるのに対して、今までのPCはそれほどタッチパッドに面積がなく、ジェスチャー機能も使えないものが少なくないこと。デスクトップパソコンにもタッチパッドで操作したほうがよい場面も見受けられる。その場合、追加の出費がかかること。

もう一つは、Windowsキーを使う機会が非常に多くなっているのに対して、今までのPCではWindowsキーが基本的に押しづらい位置にあること。これはどうしようもないが、ChgKeyというソフトでキーボードの割り当てを変えることができるのは確認したので、ESCキーをWindowsキーにして、F1キーをESCキーにするなど工夫する必要があるかもしれない。

後者についてタブレットPCはWindowsキーを画面の面に用意することを要件としていなかったので、いままでのタブレットPCは若干不利かもしれない。さらに悪いことに、右の画面外から画面内に指をスライドさせることでWindowsキーの機能を代用できる機能はあるが、画面と筐体に段差のあるタブレットPCではその操作が困難かもしれないということで、タブレット状態では使い物にならないかもしれないということ。

それから最後に、(多くの人は食わず嫌いだと思うが)MetroUIが嫌いな人にとってはたぶん何を言ってもアンチWindows8になってしまうこと。ただそうでない人のために説明しておくと、メトロUIは基本的にいままでの「スタートメニュー」(スタートボタンを押した時の左下の枠)の拡張であるということ。プログラムをインストールすればメトロUIに出てくるし、それがいままでのWindows用のアプリケーションだった場合、瞬間的にデスクトップに切り替わりアプリケーションが立ち上がる。そのうえで、Windowsになかった、スタート直後に一番確認したい情報を一覧で確認できる。(リリースプレビューにはデスクトップガジェットが残っているが、これはもしかしたらなくなるかもしれない。) …要するに、便利なものなんだけども、もしもWindows8が俊足で動かない(Atomのような)パソコンだった場合、メトロはただの足かせになってしまうかもしれないということ。

長くなったのでまとめると、Windows8はパソコンを最大限利用して快適に動作するようになっているし、古めの規格でもそれなりに動く余地があるということ。ただ、もう劣化しかかっているハードや、5年前のラップトップ、ネットブックの類、そういうものでは新機能のせいで遅くなったと誤認しやすいということ。また、操作性の面で、Windows7の機種でも非常に操作しづらい場面が出てくるということ。

何を選べばいいかということに関しては、やはりUltrabookが非常に優れているけれども、UltrabookはあくまでパソコンなのでいまいちiPadやAndroidタブレットと勝負していくということであればWindows8での動作を前提としたタブレットPCが登場するのを待ちたいところ。

幸い私の2760pやEP121という機種は、ここに書いたような不都合にほとんど影響されていない(その他でいえば、USB3.0とHDMIがないことくらい)ので、リリースプレビューの期限が切れる2013年1月までこれで行こうかと思っているところ。

AppleはMountainLionでさらに上を目指すので、Windows陣営は後追いといわれるに違いないけれども、Windowsには電磁誘導タブレットという強い武器があるので、結局私はWindowsFreeにならない気がしますねー。

頭を柔らかくして、理性的な反応として、WindowsユーザーはWindows8に突入するのが一番いいと思います。

2012/12/01追記:入れてみることにしました!

2012年6月6日

VAIO T_T はWindows8(RP)非対応?

Core2Duo 1.2GHzな私のVAIO TT90US。

Windows8のシステム要件(パソコンの性能的な必須条件)は、1.0GHz以上ならOKとなっているけども、先日インストールしようとしたらCPUが非対応ということではねられてしまいますねー。

液晶が相性がいいと思ったんだけれども、思わぬところで躓いてしまいました。
TT90以降の91,92の方、もし「やってみた」情報があればコメントくださいませ。

インストールの前に読んでおきたい注意事項は
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/091/91165/
ほかにも、インストールするとアンインストールできない(パソコンを初期状態に戻す必要がある)こと、正式にWindows8が出た後は使えなくなる(同上)こと、購入手続きで正式なWindows8として使うことは不可であることなど。

マイクロソフトの説明文はこちら。
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows-8/download
Windows7の時のアップグレードアドバイザー(適不適を見極めてくれるツール)から直接Windows8インストーラーのダウンロードなどができるようになりました。4GBくらいのUSBメモリースティックかDVD-Rを用意しておきましょう。

さて、頭を切り替えて別のPCを選定しますよ!
タブレットPCへのインストールに関するWEBを見てると、横画面の記事しかないのがとても気になりますが…!

2009年11月13日

Windows7化完了。(Vistaの想い出)

初回限定のWindows7の3ライセンス版をゲットし、デスクトップ2台とHP 2710pをアップデートした。

評判通りの速度、さしあたり不具合もなく、快適に動いています。特にデスクトップは初体験の64ビット版にしてみましたが、認識されないデバイスもなく、動かないデバイスもなし。拍子抜けです。
気になることといえば、2710pのバッテリー駆動時間が前にも増して短くなった気がする。最近電源つけっぱなしで運用していたので、劣化したのかもしれないが、ACPI周りの調整はまだまだこれからかもしれない。

どちらにせよ、Windows7はユーザーにXPに戻ろうかと迷わせる必要のない、すばらしい体験をもたらす新OSであることは決定的だ。

Windows7のリリースでやっと、OSのバージョンアップの区切りがつくだろう。徐々に旧OSの利用者が減り、新OSユーザーは旧OSの評価を結晶化させる段階だ。

Windows VistaはXP全盛期の頃、新しいSQLベースのファイルシステム…「WinFS」やGPUを活用するDirectX10ベースの「Aero」など、ユーザーエクスペリエンス以外にも刷新が行われるはずだった。しかしふたを開けてみると、あれは無理、これはだめ、注目され報道されていた機能がだんだんと縮小したり削除されたりして、エアロだけが残ったような印象をうける。結局見栄えだけの変化か、と思われてしまったのが、Vistaの悲しい人生だった。
Vistaを使わない人にとって、Vistaは捨てられたOSだ、ととらえているだろう。ただ、Vistaを使った人は、なぜそんなに嫌われるのか理解に苦しんだはずだ。遅くもない、見栄えもよい、ブラッシュアップされている機能もある。Vistaはその部分のアピールと実装に失敗し、さらに悪いことに、チューンアップをする前の段階で世に出てしまった。新機能が詰められていった焦りがVistaの早産を起こしたのではなかろうか。

ただ、そこまでクリティカルな用途で利用する訳でもない自分にとって、VistaはいいOSだった。友達とファミレスで打ち合わせをするのに、サスペンドから30分経っても起動しなかったとかいうのも、いわば思い出だ。そういうのをなんとか解決しようとした日々。そこに何も感じなければ、ユーザーインタフェースなど何も学ばなかっただろう。

マイクロソフトは1回おきに「よいOS」「悪いOS」を交互にリリースしているという笑い話がある。WindowsMEがだめ、XPが良い、Vistaがだめ、7がいい。ただ、ダメだというOSであっても、それが仕事の道具としてどうなのかという視点にとってダメと映るのであって、学びの道具としては良い面もある。そんなことに気づかせてくれた、愛すべきVistaだった。

いつかクラウド全盛の時代が来て、不具合の責任がサービサー側に完全に委譲してしまった時代に、Vistaを引っ張り出してみたいなぁ。セブンでもいいけど。今DOSマシンでワープロ・表計算環境作れって言われるような感じになるかなぁ。

2009年11月12日

Windows7 on 2710p

Core 2 Duo 1.20GHz, 12.1インチWXGA画面、32GB-SSDの2710pで、Windows7は快調に動いている。
いろいろ、標準添付ソフトもいたずらにアップグレードされている。ペイントなんかも、リボンインタフェースを手に入れてしまって、曲線も引きやすくなったんだが、相変わらずなんに使えばいいのかわからないのは面白くて笑った。サウンドレコーダーはVistaのものと同一だ。あまり設定範囲は広くない。できれば他のソフトを使った方が良さそうだ。それと一部の理系の人たちがもし一部のペンタブ付きコンピューターを利用している場合、「数式入力パネル」は神アクセサリかもしれない。
MVPは拡大鏡。すごいことになっている。マルチディスプレイ対応が完璧すぎて、怖いくらいだ。

次にネガティブな面に。まず気になったのは、「付箋」が最悪化していること。ペンでメモできるのに、その内容をセーブ・コピーペースト一切できない。テキストはコピペできるのだが、インクは捨てられる。タブレット端末のサポートが不完全だ。

それと、WindowsUpdateが勝手に再起動問題もいまだ健在だ。そして、この記事を書いているわずか5分くらいの間じゅう、時々、タスクバーのアイコンが一瞬白紙になり、すぐ戻るのを繰り返している。これが非常に気が散る。裏でWindows Updateが動いているのが原因だろうか。ずっとこうだったら…いや、考えないことにしよう。笑

2009年7月9日

有料OS = 優良OS?

時期的にChromeOSとWindowsの話なんですが、

ChromeOSは、マーケットリサーチの手段となるか、消費者行動をよくポーリングできる機能がない限り、無料では提供できない、と思うんです。広告の表示されるOSはさすがに必要とされないことくらいわかっていると思うので、それ以外に収益を出すモデルとしては、水面下でいろいろ収集する。そのくらいしか、考えつかない。

セキュリティについての新たなモデルを取り入れて、セキュリティに不安がないことも売りにしていますが、この点について、特定機微情報とかは守られるけど、たとえば年齢層とか、いくらくらいのものを見たとか買ったとか、そういう情報についての二次利用の「不安」がないのだろうか、というところも気になるところです。Googleストリートビューでの、Googleと一般人の感覚のずれを思い出しながら。

もちろん、広告の質が上がるという点から見れば、望ましいことなのは確かです。
ですが、こういう感覚はビジネスユーザーや開発者に受け入れられるんでしょうか。
有料のほうが(優良かどうかは置いておいて)安心するのは牧歌的な考え方でしょうか。

--
この時期というのがまたうまいですね。
Windows7のリリースが10月22日ですが、もう価格も決定して、機能も決定して、そこにぶつけてくる。
Windowsに価格相応の価値があるのかどうかを判断してもらう形になるわけですが、強力なライバル出現で、10月~2月くらいに適正価格キャンペー…値引きキャンペーンを打ったり、しませんかね。

2008年4月12日

言葉の影響力

「Vistaに見切り」というキーワードがGoogle検索で増えている。
http://www.google.co.jp/search?q=Vista%E3%81%AB%E8%A6%8B%E5%88%87%E3%82%8A

元ネタはITMediaのこれ。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0804/07/news051.html

SP0(初期版)のVistaは確かに不具合があったり、不備があったりするバージョンであることは確かだ。
だが、WindowsUpdateは的確に改善を進めてきた。現在のSP1ではかなり改善されているという印象をもてる。

でも、ユーザに印象づけられた「言葉」はユーザの目を曇らせ、「やっぱり」という接頭辞のあと、その「呪文」をとなえる。
つまり、「やっぱり遅い」とか「やっぱりVistaだめか」「やっぱり定員割れの三流大学か」とかいった具合である。
僕の周囲には、残念ながら、こういう「やっぱり●●」という使い方を多用する人が少なくない。
もちろん、理論的な筋に沿って「●●だ」という人もいますが。

メディアによる言葉には、ユーザーが感じていることに背中を押し、そのまま固定的にする機能があるのではないか。
WEBでニュースが簡単に見られるようになった今、そして「ネット右翼」と呼ばれる層ができた今、
本気でメディアリテラシーを「大切な能力」として考えなければ、ひどい文化になりそうな気がする。

こういうわかったつもりを解消するために、どう接すればいいんだろうなー。
「何事も、マスターしてから文句をいえ」ってことかな。

2008年4月1日

Vista不人気

Vistaはひどい、という感情を伴った意見を聞く。

僕は、1年以上Vistaを使い続けて、そうでもないのに、と思う。
問題があるとすれば、XP時代が長すぎてユーザーが「XP頭」になってしまったこと。
XPのメタファーで解決しようとしてできないことがVistaの最大の失敗。
コンピュータについてよく知っている人であれば、Vistaをいいとこ取りして、使いこなしているだろうと思う。

できないことができるのは進歩。
Vistaは確実にXPより進歩している。

できたことができなくなるのは問題。
できる能力があるのに、それを上手にガイダンスができていないことが、Vistaの不人気の原因だろうと思う。
僕もVistaを「使えるOS」にするために、数日間かけて、サービスを止めたりコントロールパネルをいじったり、ドライバを捜したりしなければならなかった。インストールのたびにするこの作業は、まったく無用な手間である。最初からやっておいてくれ、と言いたいところだ。

Vistaの不人気は、Windows離れの第一歩なのかもしれない。
Microsoftはバージョンアップごとにインタフェースをがらっと変える悪い癖がある。
これは、使いやすさの原理に反している。海保流にいえば「既有知識を生かせない」。
Joel風にいえば、「ユーザの思ったとおりにならない」。
変わるところと変わらないところを明確に区別していかなければ、
そろそろユーザーの認知能力も疲れはじめる。
もし次世代Windowsが同じようにユーザーの経験を軽視した「改良」をするようであれば、
Vistaで経験する以上に非難されることだろう。