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2008年4月12日

言葉の影響力

「Vistaに見切り」というキーワードがGoogle検索で増えている。
http://www.google.co.jp/search?q=Vista%E3%81%AB%E8%A6%8B%E5%88%87%E3%82%8A

元ネタはITMediaのこれ。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0804/07/news051.html

SP0(初期版)のVistaは確かに不具合があったり、不備があったりするバージョンであることは確かだ。
だが、WindowsUpdateは的確に改善を進めてきた。現在のSP1ではかなり改善されているという印象をもてる。

でも、ユーザに印象づけられた「言葉」はユーザの目を曇らせ、「やっぱり」という接頭辞のあと、その「呪文」をとなえる。
つまり、「やっぱり遅い」とか「やっぱりVistaだめか」「やっぱり定員割れの三流大学か」とかいった具合である。
僕の周囲には、残念ながら、こういう「やっぱり●●」という使い方を多用する人が少なくない。
もちろん、理論的な筋に沿って「●●だ」という人もいますが。

メディアによる言葉には、ユーザーが感じていることに背中を押し、そのまま固定的にする機能があるのではないか。
WEBでニュースが簡単に見られるようになった今、そして「ネット右翼」と呼ばれる層ができた今、
本気でメディアリテラシーを「大切な能力」として考えなければ、ひどい文化になりそうな気がする。

こういうわかったつもりを解消するために、どう接すればいいんだろうなー。
「何事も、マスターしてから文句をいえ」ってことかな。

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