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2010年10月1日

Sigma DP1

というわけで買ったのはシグマのDP1でした。



DP1のAPS-Cサイズに惚れたのか?16mm F4.0のレンズに惚れたのか?はたまたFoveon X3に惚れたのか?

うちには一眼レフもあるので、というより、それがあったからDP1に決めた位だから、APS-Cサイズのセンサーには惚れているだろう。
レンズの善し悪しは正直、よくわからない。単焦点なのにF4は暗すぎるだろう、というのが感想で、センサーの感度の低さも相まって、暗所は撮れません。無理。無理な場面は一眼さん(50mm f1.8 ISO800)に担当してもらおう、というくらい割り切ってるあたり、レンズに惚れてはいないが、憎めないではいる。四隅の描写もシャープで糸巻き/樽型ゆがみも目立たないので、明るさよりもそっちは気に入ってます。具体的には、集合写真で右下・左下の人を心配しなくても大丈夫。
フォビオンセンサーには惚れているのかどうか。確かに解像感はすごく、かといって無理なシャープネスをかけた感じもせず、良くも悪くもそのままに撮れるという感想。いや、それは違うか。赤の表現が変という前評判があったので心配していたけど、やっぱり赤がピンクっぽく写ってしまう。ちょうど新品の三角コーンを写したはずが、5年も野ざらしで色が褪せたように見える感じ。

一番カルチャーショックだったのは、電源ON→構図を決めてシャッター半押し→全押し→画像書き込み→電源OFFができないことがあること!半押ししたときに赤画面に黒文字で
「エラー!電源を入れ直してください!」
とかいわれることがある。なんてかわいいやつなんだと思えるタイミングと、使えねー!と思うタイミングとあると思うが幸い後者には出会っていない。

やっぱり、憎めないカメラという評価にしておこう。値段が安くなってきたから食指が動いたわけだしね。

安物買いの何とやらだって?だって30mm f1.4レンズより安くて軽くて小さいってすごくない?

でもやっぱり、物好き以外にはおすすめはできない。
発売当時は孤高の存在だったけども、2010年10月現在、もはやミラーレス一眼も普通にあるし、富士フイルムもAPS-Cサイズのカメラ出すしね。
Foveonに惚れてさえいなければ、ミラーレス一眼でよくないことは何もないはず。

しかし、際立つのは一眼レフカメラの圧倒的な信頼性。
オークションに出す写真は、迷わず一眼レフで撮る。一眼レフ以外の選択肢を思い浮かばない。今度試しにDP1でブツ取りしてみようかな。そうしたら、Foveonに惚れてるのかどうかわかるかもしれない。

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